あなたは、日本のリベラルがどのように生まれたもので、どのような政治的立場なのか知っていますか?, と思われるかもしれませんが、これには思想の対立軸が複雑化していく現代の特徴があらわれています。, 歴史から見ていくと、なぜリベラルな立場の意義や、リベラルが生まれた理由、現代になって「衰退している」と言われる理由なども分かるはずです。, 日本の政治を理解する上で避けられない概念なので、ぜひ知りたいところから読んでみてください。, このサイトは人文社会科学系学問をより多くの人が学び、楽しみ、支えるようになることを目指して運営している学術メディアです。, ぜひブックマーク&フォローしてこれからもご覧ください。→Twitterのフォローはこちら, リベラルは「左派」「革新」などとも言われますが、一般的にはそれぞれほぼ同じ意味だと考えて問題ありません。, ただ、「左派」は広い意味で社会主義や共産主義も含む一方、リベラルは革新的・進歩的な思想から、社会主義・共産主義のようなイデオロギーを抜いた思想、のような意味で使われることも多いです。, なぜこれほど多様な立場がひとまとめに論じられるのか、まずは「そもそもリベラルとは何か?」ということから簡単に説明していきます。, 日本のリベラルを理解するためには、そもそも「リベラル」とは何なのか?というところから理解する必要があります。, 人間の理性の力を信じ、現状に対する理想を描いて、その理想を実現するために革新的な活動をする思想や勢力, 自由主義としては、啓蒙思想・社会契約思想に原点があり、政治的な革新勢力・左派としては、フランス革命の時代に原点があります。, リベラルを理解するには、その対義語である、「保守主義」「右派」を理解することも必要です。, リベラル・革新的な勢力に対して、人間が理性的に描く理想よりも、伝統的な慣習、制度、価値観、文化、歴史などの存在を重視し、伝統的思想に根差した体制を作ろうとする思想や勢力, 「現状には問題がある。現実はこうであるべき。だからもっと理想に向かって現実を変えていこう。」と主張するのがリベラル・革新・左派であり、, 「理想なんて絵にかいた餅にすぎない。伝統的なものには、歴史の中で取捨選択されてきたため価値があるのだ。だから理想より伝統を重視すべきなのだ。」と主張するのが保守主義・右派, その直接的な理由は、フランス革命時代の出来事までさかのぼるのですが、この点は以下の記事を参考にしてください。, それより大事なのは、リベラル・保守というのは思想的な対立軸を前提にした考え方だということです。, 思想的な対立軸が複数あるのに、それをごちゃまぜにしてリベラル・保守などと言われることが多いために、混乱を招いてしまうのです。, ※実際の立場はもっと複雑ですが、上記は正確性よりも分かりやすさを重視した区別です。, このように、さまざまなテーマについて、革新的なポジションを取るのがリベラル・左派であり、保守的なポジションを取るのが保守主義・右派なのです。, 歴史の中では左派勢力が社会主義・共産主義を掲げる時代が長かったことから、左派=社会主義・共産主義と思われることもあります。しかし、近年はイデオロギー的な色合いが薄いものの、政治的立場としては革新的・進歩的である立場が主流です。これがリベラルと言われる勢力と言えます。, さて、上記は単一の対立軸からの分類でしたが、実際の立場は複数の軸を重ねることで明確に見えてきます。, この図において、広い意味では社会主義や共産主義を含む左側がリベラルに、狭い意味では左下の象限がリベラルと扱われます。, つまり、「経済的統制、政治的統制が共に強い(社会主義や共産主義)」もしくは「経済的統制が強く、政治的統制が弱い(社会民主主義)」という立場です。, つまり、経済的な統制を強くしても、弱者に優しく人権に最大限配慮した国家を作っていこうという姿勢を持っているのが、日本のリベラルの思想です。, これらは大雑把な説明ではありますが、まずは大まかな思想的・政治的立場について、頭の中にマップを描いてみてください。, それは、リベラルな政党(野党)が政治的な実行力に欠けていることからかもしれません。, 現在の国会では、福島瑞穂代表の社民党と、志位和夫委員長の日本共産党がリベラルです。, 彼らは反体制・反権力的(つまり現政権を批判する)姿勢が強く、伝統的価値観を重視する立場は薄いです。, これから日本のリベラルの歴史的な経緯を解説しますが、こちらの書籍では大きな流れが分かりやすく解説されているのでおすすめです。, ここまでを読んで、「リベラルがどのような立場なのか分かったけれど、なぜこのような分類がなされるのか分からない」という疑問も出たかもしれません。, 結論を言えば、リベラルと保守という対立軸は、歴史の中で形成され、変化してきたものです。, 変化する中で複数の意味が生まれたために、このように多様な立場がまとめて「リベラル」と言われるのです。, そこでこれから、日本におけるリベラル(革新・左派)と保守(右派)の歴史を説明します。, 日本でリベラル(革新・左派)と保守主義(右派)という立場が生まれたのは、「自由民権運動」からです。, 自由民権運動とは、明治維新以降に権力を支配した薩摩・長州公家に対して、「議会を作れ」「民主主義的な体制を作れ」と主張し、実現に向けて行われた運動のことです。, より理想的な国家を作ろうとするリベラルと、過去の体制を重視する保守というわけです。, とは言え、保守も自由民権運動というリベラルな活動をしていた勢力なので、完全な保守でもない点に注意が必要です。, この時代に、より保守主義的だったのは、天皇が自ら政治を行うことを主張した山県有朋などです。, これに対して、日本の保守(右派)勢力は、頭山満の「玄洋社」の運動からはじまると言われています。, 玄洋社やその後に続く右翼運動の主張は、「天皇中心主義」「大アジア主義(アジア支配)」「軍国主義」などです。, 彼らの運動が保守(右派)とされるのは、天皇を体制の中心にしようと考えていたためです。, ここで注意が必要なのは、天皇に権力を求める思想自体が明治維新以降に生まれたものだったということです。, なぜなら、当時の日本にとっての旧体制とは江戸幕府のことであり、本来の保守(右派)なら江戸幕府を権力に据えることを主張することになるはずだからです。, 天皇を持ち出したのは、日本を一つの国家としてまとめ上げるためには、国民に一体感を持たせるナショナリズムが必要だったからです。, ※大正時代には大正デモクラシーによって、リベラルが大きく政治を動かしました。詳しくは以下の本をお読みください。, 昭和初期、リベラル(左派)勢力は、社会主義・共産主義に傾き過激な行動を取るようになりました。, その前提として、当時は、現代では考えられないくらい経済格差が大きく、また都市部と地方でも生活に大きな格差がありました。地方の農民や、資本家にこき使われる労働者、失業に苦しむ貧困者などが多数存在したのです。, しかし、リベラル(左派)の中でもより「左寄り」な立場の人々は厳しく弾圧され、残ったリベラル(左派)の勢力は、右派の対外拡張主義、軍国化を肯定するようになります。, 当時、世界で全体主義国家(ファシズム、ナチズムなど)が登場し、軍国化を進めていました。, 計画・統制経済によって軍国化を進め、アジアを欧米の支配から解放することを建前に支配し、日本を豊かにすること。それによって、国内の貧しい農民や労働者を救うことを目指しました。, リベラル(左派)の右傾化と保守(右派)の過激化から、国内には軍部を止める勢力が少なくなり、戦争に突入していくことになりました。, つまり、時代を経るごとに政治的な対立軸そのものが変化しており、その結果、リベラル(左派)と保守(右派)の意味も変わってきているわけです。, 戦前、政界では極左扱いだった左派の社会主義政党たちは、「日本社会党」に合流しました。現在の、福島瑞穂代表が率いる社民党の前身です。, 1947年から1948年までの短期間でしたが、片山哲が首相に就任するまでに認められる存在になったのです。, 戦前は、政界で左派扱いだった勢力は、戦後は「日本自由党」「進歩党」という保守勢力に集まりました。, 戦後日本の政治が、全体的にリベラル傾向(左傾化)になったのは、自由主義・民主主義が日本国憲法の規定によって明らかになり、格差是正が新たなテーマになったからです。, つまり、もともと自由主義・民主主義を掲げていた勢力は、リベラルな存在ではなくなったため保守になり、格差是正を主張する社会主義・共産主義が革新的な勢力になったということです。, またここで、新たな政治的テーマが生まれたため、その軸の中でリベラルと保守が分かれたということです。, それは、戦後すぐに冷戦がはじまり、世界は東西に分断され、日本もどちらの陣営につくのか選択を迫られたからです。, 「アメリカに追従し、安全保障はアメリカ頼りの中で、国内経済の発展にフォーカスする」, この吉田ドクトリンに対して、リベラル(左派)は、アメリカの言う通りに行動するのは主体的ではない。西側につけば、共産主義圏から攻撃されるため、非武装・中立の立場を堅持すべきと主張します。, これが、「非武装中立・護憲・平和主義」という戦後日本のリベラル(左派)の立場になったのです。, 日本のリベラルが、「非武装中立・護憲・平和主義」という立場を取るようになったことは分かったと思います。, きっかけや吉田茂首相が、東側を無視し、西側諸国とのみ講和するサンフランシスコ講和条約を締結(1951年)したからです。, 日米安保条約は10年の期限付きでしたが、その期限の1960年には、日米安保をさらに強化しようとしました。, しかし、これ以降日本のリベラルはそれほど大きな影響力を持たないままで、現代では衰退しているとすら言われます。, 戦後の日本の政治は、吉田ドクトリンによって安全保障問題を棚上げし、国内経済に集中して取り組むことができました。, そのため、長らく日本の政権を担った保守(右派)勢力は、財務省や通商産業省が中心となった経済政策(傾斜生産方式や護送船団方式)を行い、高度経済成長を実現します。, しかも、当初は批判された対米従属的な安全保障・外交政策も、特別大きな問題を起こさないままでした。, さらに、戦後日本は福祉国家的政策、つまり年金や公的医療保険、雇用保険など社会保障サービスを充実させていき、格差是正にも取り組みました。, そのため、保守(右派)の政策に対して、国民が大きな不満を持つことがなくなっていったのです。, 戦後の日本政治では、右派がリベラル寄りの政治を行ったことから、リベラルが強い影響力を持つチャンスがなかったのです。, こうした保守(右派)の長期支配の中で、共産党をはじめとするリベラル(右派)も、過激な主張を行わないようになります。, その結果、共産党に不満を持った勢力「新左翼」が登場し、安保闘争でも「中核派」「革マル派」と言われる過激派を生みました。また、テロ組織「連合赤軍」も新左翼の中から生まれた勢力です。, しかし、このような過激な行動も、共産主義的思想も、豊かになった日本の国民の支持を得られるわけがありません。, こうして日本のリベラル(左派)は衰退し、現代では知識人や文化人が持論を展開することはあっても、まとまった勢力として影響力を持つほどではありません。, その結果、保守(右派)の主張が目立つようになり、右傾化しているように見えるようになったとも言われます。, さらに、1991年に冷戦が終結したことで共産主義の魅力が一切失われ、また従来の「リベラルVS保守」という対立軸が意味をなさなくなりました。, そのため、今では多くの政治学者が「リベラルVS保守」「右翼・左翼」という区別自体が意味がなくなっていると主張しています。, もっとリベラルについて理解を深めたい場合は、これから紹介する書籍を読むことをおすすめします。, おすすめ度★★★浅羽通明『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』 (ちくま新書), 先ほども紹介した『右翼と左翼』を書いた著者が、現代のリベラルについて論じた本です。リベラルの活動や衰退の原因について学ぶことができます。, おすすめ度★★仲正昌樹『集中講義!アメリカ現代思想―リベラリズムの冒険―』(NHKブックス), 日本のリベラルは、世界で言われるリベラルとは若干違います。特にアメリカの政治の「リベラル」な立場や、それを支える「リベラリズム」を知ると、リベラルの理解を深めることができます。アメリカのリベラルを知るにはこの本が一番良いです。, 日本のリベラルについて知るには、何よりリアルタイムの政治の動向を知ることが一番良いです。そのために役立つ新聞・雑誌を紹介します。, このサイトでは、他にもさまざまな政治的立場や政治思想を解説していますので、ぜひブックマークしてください。, リベラルアーツガイドは、質の高いコンテンツを作成し続けるためにご支援をお願いしています。詳しくは下記ページをご覧ください。, 当メディアは純広告(メディア内に設置する広告)を募集しています。詳しくは以下のページをご覧ください。. Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。, リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください--井上達夫の法哲学入門, 全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。, さらに、映画もTV番組も見放題。200万曲が聴き放題 右翼(右派・保守)とは、伝統的・... 経済的な統制を強くしても、弱者に優しく人権に最大限配慮した国家を作っていこうという姿勢を持っている. 「右翼(右派)」「左翼(左派)」とは、よく聞くわりにあいまいな理解しかされていない言葉です。 全体主義とは、個人の利益よりも全体の利益を重視し、そのためにカリスマ的指導者が一貫した世界観で世界を説明し、国民を動員する思想です。ナチズムやファシズムが代表例ですが、全体主義は現代でも生まれ得るものです。全体主義について詳しく解説します。... 戦後日本は福祉国家的政策、つまり年金や公的医療保険、雇用保険など社会保障サービスを充実させていき、格差是正にも取り組みました。, 共産党に不満を持った勢力「新左翼」が登場し、安保闘争でも「中核派」「革マル派」と言われる過激派を生みました。, 保守(右派)の主張が目立つようになり、右傾化しているように見えるようになったとも言われます。. 文芸評論家の斎藤美奈子氏による日本のリベラルや左派に向けての痛烈な批判が一部の識者の間で話題になっている。最近の参議院選や、東京都知事選の候補者選びなどの出来事を見たうえで、斎藤氏は「というわけで、私はもう日本の左派リベラルには何の期待もしないし、野党連合も応援しない。日本の民主主義は今日、死んだ、と思った。たいへん残念です」と書いた(, リベラルや左派だけが日本の民主主義を支えているわけではない。しかし斎藤氏のこの主張には深く同意する部分がある。, 立命館大学教授の松尾匡氏の『この経済政策が民主主義を救う』(大月書店)は、欧米におけるリベラル・左派の経済政策や経済観が、日本のリベラルや左派と大きく異なることを指摘している。, 欧米の保守は財政再建を目的とする緊縮政策や規制緩和・民営化が中心であるのに対して、リベラル・左派は積極的な財政政策や金融緩和政策で経済全体を成長させて、その上で再分配を強力にすすめるものである。, それに対して、日本のリベラルと左派は、そもそも経済政策を重視するにしても、優先順位は憲法問題に比べて極めて低いか事実上無視している。アベノミクスは批判するけれども、対抗して提起されている政策は「自分たちの認める形で再分配するならば消費増税も認める」という、財務省の思惑(消費増税主義)におんぶにだっこした代物である。このような消費増税主義は、財政再建という美名がついているが、経済理論的にもまた実証的にも支持できないトンデモ理論である。, ブラウン大学教授のマーク・ブライス氏は、財政再建などを目的とした緊縮政策が、「完全に、そしてまったく間違っていることだ」(『緊縮策という病』(NTT出版))と、200年以上の経済思想と政策の歴史を検証して断言している。実際、アベノミクスに大きなブレーキがかかったのは、消費増税を実行してからである。このように日本のリベラルと左派にはまともな代案はない。. 日本では、自民党が保守、野党がリベラルかというとそうではありません。 「最低賃金を上げる」とか、「社会保障」とか、「教育の無償化」とか、野党がやるべきリベラルの政策を自民党がやっています。 田中秀臣 日本のリベラル左派に民主主義が救う資格がないのは、彼らの経済政策ひとつ取っても明らかだ。経済学者の田中秀臣が日本のリベラル左派が主張する経済政策の矛盾を突く。 「安倍」というだけで常識的な政策を認めないリベラル左派 最低賃金「だけ」に重点を置いた歪んだ政策 大槻春彦責任編集『ロック ヒューム〔第3版〕』世界の名著27、中央公論社、昭和45年、p.361. 現在の日本のイメージで、「保守」と聞くと 1. 。クラウドに好きなだけ写真も保存可能。, このショッピング機能は、Enterキーを押すと商品を読み込み続けます。このカルーセルから移動するには、見出しのショートカットキーを使用して、次の見出しまたは前の見出しに移動してください。, 予め言っておくと、評者は安部支持では断じてなく正反対であると言ってもいい。だからといって民進党系の泡沫政党の支持でも、共産党支持でも、維新の支持でも、ましてや公明党の支持者でもない。政治的なスタンスとしては、反グローバリーゼーションであり、「格差」と「不平等」と社会のいたるところに「分断」が蔓延する状況を作り出した新自由主義には徹底的に反対の立場をとっているので人から見れば左寄りと分類されるだろう。, 政治業界、市民運動業界をはやくもザワつかせはじめた『リベ負け』読了。私は20代後半〜35歳くらいまで、仕事では言うべきことをハッキリ言うタイプで、会社とはよく揉めていました。言うべきことを言うことが会社のためになるなら言うべきだ、という考えは今も変わっていませんが、35歳くらいでふと気づいたのは「この会社をつくったのも、出資しているのも私じゃない。私の理想やこだわりは実現しなくてあたり前」という事実でした。ビジネスパーソンとして「オトナ」になったのでしょう、あまり腹が立たなくなり、気持ちが安定しました。政治の世界もそれに近いことはありまして、日本は私の所有している国でもないし、いろいろな考えの人が住んでいるから、私の理想がそのまま通るわけでもありません。しかも多様な考えが共存している方がシステムとして脆弱ではないわけです。で、これは現実主義の陥穽にはまらず、理想主義を捨てず、しかし今リベラルに必要な現実主義を平易な言葉で語り尽くす本。政治が結果責任の世界なら、政治を変えようとする言葉も「届く言葉」でなければならないはずで、言葉の選択にかなり意を尽くされた様子がありありと浮かぶ、菅孝行に向けた、違った笑、真ん中から左にかけての理想主義と理性にやや偏重した、私を含めての陣営に向けた選挙前必読の本です。言い換えれば、「政治的オトナ」になるために、人間の「気持ち」の部分をどう扱うかを考える本。JCとか、心のケアがうまいらしいからなぁ、マネしなきゃ。, 仲間を増やすことが大事、これ今の左翼にかけていること。またゼニカネの問題を避けていること、これもリベラルに欠けていること。公約と綱領の違いは本書で読んで初めてわかりました。政権奪取へのヒントがたくさん詰まった良書だと思います。政治の本ですが,難しい言葉でなく平易な言葉で書かれています。, リベラルが負け続けたことは、著者の指摘する通り事実だろう。だが、2017年の総選挙、2019年の統一地方選挙で流れが変わり始めたと、私は感じている。まだ、自信を持って言える段階では無いにしても。, 本書は新機軸を打ち出しているわけではなく、どちらかと言えば当たり前のことが率直に書かれ, 大統領選挙で暗躍したバノン。政策を、ターゲットを決めて、SNSを駆使して米国大統領選挙を勝利した。それに比べると、本書で取り上げられている話題は、何とも竹槍というか、牧歌的というか、20世紀的な印象を拭えない。米国ニューヨーク選出のリベラル派の若い下院議員Alexandria Ocasio-Cortezのような21世紀型の戦い方があるように思える。, 商品詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。チェックした商品詳細ページに簡単に戻る事が出来ます。, © 1996-2020, Amazon.com, Inc. or its affiliates. ナショナリズムとは、特定の民族が政治的な一体性を求める思想・運動のことですが、単なる愛国心とは異なるものです。また、ナショナリズムを理解するためには国民、民族、エスニック集団の違いを理解する必要があります。ナショナリズムについて詳しく解説します。... 「左寄り」な立場の人々は厳しく弾圧され、残ったリベラル(左派)の勢力は、右派の対外拡張主義、軍国化を肯定する. 加藤勝信官房長官は、日本学術会議と中国の「千人計画」の関係について「学術交流事業を行っているとは承知していない」と述べた。だが、同会議は中国の別の組織と協力覚書を結んでおり、スパイなどの懸念が完全に払拭されたとは言い難い。「炎上」の最中こそ冷静に、多方面から物事を見つめることが肝要だ。, 上武大ビジネス情報学部教授、経済学者。昭和36年生まれ。早稲田大大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は日本経済思想史、日本経済論。主な著書に『経済論戦の読み方』(講談社現代新書)、『ご当地アイドルの経済学』(イースト新書)など。近著に『増税亡者を名指しで糺す!』(悟空出版)。. 日本のリベラルは、世界で言われるリベラルとは若干違います。特にアメリカの政治の「リベラル」な立場や、それを支える「リベラリズム」を知ると、リベラルの理解を深めることができます。アメリカのリベラルを知るにはこの本が一番良いです。 Copyright © 2020 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved. 経済的には自由主義 ではないでしょうか。 「安全保障」では、憲法問題で言うと「改正派」となります。「政治的」には、伝統重視と言いますか、分かりやすいところで言うと「移民反対派」だと感じます。また、「経済的」には自由主義、これは自由貿易や規制改革などが挙げられます。また、金融面では緩和派になります。 右傾化とは、政治的には保守的に経済的には市場主義・新自由主義的に政策が傾くことです。世界では多くの国で右傾化しており日本でもその傾向があります。日本や世界の現状を知るために理解しておくべきですので、右傾化現象を詳しく解説します。... アメリカのリベラルとは、一般的には民主党のことで経済的・社会的平等の達成のために、政府の役割を積極的に認める立場です。アメリカのリベラルは、1930年代から明確に強くなった思想で、旧来の「自由主義」とも異なります。アメリカのリベラルの特徴や歴史を解説します。... 国民の税や社会保険料の負担が重くなっても、高齢者、子供、障碍者、病人、貧困層のために, リベラル(革新・左派)とは、さまざまな思想的な対立軸において、より進歩的・理想的な立場のこと, 日本のリベラルな主張としては、「アジア重視」「人権教育」「戦争責任」「天皇制否定」「護憲」「平和主義」「福祉国家」など, 2.6事件や5.15事件などのテロ・クーデターにより理想的な国家を作ろうとする革新将校の活動, 戦後政治は保守がリベラル寄りの中道的な政策をしたため、リベラルが影響力を持てなかった, 現在は、冷戦終結によるイデオロギー対立の終焉によって、従来の「リベラルVS保守」という対立自体が意味をなさなくなっている, 日本のリベラルは、政治的には対米従属の反対、平和主義、護憲、人権重視、経済的には福祉国家、社会保障サービスの充実を主張する立場, リベラルは自由民権運動によって生まれ、その後大正デモクラシーや戦後直後の政治で影響力を持った, 戦後政治では、保守がリベラル寄りの政治を行ったため、リベラルは影響力を持てなかった, 体制のリベラルに不満を持った一部の人々は新左翼として活動したが、国民の支持は得られなかった. 18世紀に「自由意思論者」という意味で使用され、19世紀後半から「思想や行為の自由を強く主張する人」という意味に変わった用語(, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=リベラル&oldid=79747699, この項目では、政治思想としてのリベラルについて説明しています。その他の用法については「, 上記に対し、放任されれば本当に自由を享受できるのか、各人の自由な人生設計を可能にするため国家の支援が必要と考える「権力による自由」の発想。20世紀の先進諸国は, 経済的・社内的に不平等が許されるとすれば、それはすべての人の利益に繋がらなくてはならない。また、他と平等でない地位があれば、だれもがそれを得る機会を平等に持つべきだ。. 日本では1の潮流を「自由主義」、2の潮流を「リベラリズム」と書き分けてきたが、「リベラル」は1990年代から日本の政治で多用され、従来の「保守 対 革新」に代わり「保守 対 リベラル」が政治対立の構図を表現する言葉となった 。 おそらく、2018年は「保守」と「リベラル」について、多く議論がされる年になると感じています。それは、憲法問題や北朝鮮問題などで「議論番組」が多くなったり、コメンテーターなどの発言で炎上したりするなかで取り上げられると予想します。, この保守とリベラルというのは、各国によって「少しずつ」その意味合いが異なってきます。なので、欧米での言葉をそのまま日本に持ってくると, 保守主義または保守は、従来からの伝統・習慣・制度・社会組織・考え方などを尊重し、それらを保存・維持するために、急激な改革に反対する社会的・政治的な立場、傾向、団体などを指す用語である。, リベラル(英語: liberal)は、「自由な」「自由主義の」などを意味する英語で、政治思想の分野では主に以下の2つの意味で使用されている。 自由主義(リベラリズム)や、その支持者(リベラリスト)。対比語は権威主義、全体主義など。(本来かつ世界的な用法。詳細は自由主義を参照。)特に社会的公正や多様性を重視する自由主義や、その支持者。類似用語は社会自由主義、進歩主義など。, 「安全保障」では、憲法問題で言うと「改正派」となります。「政治的」には、伝統重視と言いますか、分かりやすいところで言うと「移民反対派」だと感じます。また、「経済的」には自由主義、これは自由貿易や規制改革などが挙げられます。また、金融面では緩和派になります。, 「安全保障」では、憲法問題で言うと「改正不要」となります。「政治的」には、平等・人権に重きを置いているように思えます。また、「経済的」には、規制派と言いますか「ある程度市場をコントロールする」イメージです。金融面では引き締め派です。, 上記の調査を分かりやすいところで言うと、共産党が高齢者になると「リベラル」で、若い人は「保守」と感じています。これは「時間軸」がズレているため、このようなズレがあるのではないでしょうか。, つまり、高齢者の人は「戦前から現在まで」を比較していますが、若い人は「この10年ぐらい」の期間で考えています。, 若い人は、現在の憲法なり枠組みなどを「保守」しているのは共産党で、それを「改革」しようとしている自民党・維新をリベラルと考えています。つまり、現在は保守とリベラルの意味合いが変化している過渡期であると思われます。, 保守が批判される理由としては「軍事国家にしようとしている」「差別主義者」と、主に安全保障や政治面での問題が多いです。憲法を変えることで、平和憲法を変えて「戦争ができる国にしようとしている」ということになります。, また「差別主義者」と言われるのは「多様性を認めない」ということでしょうか。移民政策などには否定的は人が保守には多いです。, もう一つ加えるなら、「規制緩和」も批判される対象です。基本的には、「自由競争」を推進しているので、規制を緩和することで「バランスが崩れる」ことが批判されます。, リベラルが批判される主な理由は、理想を語り過ぎるということがあります。人権・平等・多様性などは、すべて重要です。しかし、人間の本質としての問題を「理想」ですっぽり覆ってしまい過ぎるのです。理性ですべてをコントロールしてこその人間といった考えが強すぎるので、批判されやすくなります。, 憲法問題では、「平和憲法を守る」とありますが、仮に戦争なった場合の「事後」を考えていない傾向があります。つまり「もし戦争になったらどうするのか?」という答えを避けているのです。日本には戦争は関係ない、という前提が批判されます。, アメリカから見た場合、日本の政党はすべて「リベラル」に見えるのではないでしょうか。日本では保守と呼ばれる自民党の政策も、アメリカではリベラルすぎるぐらいです。, 特に、社会保障はリベラル過ぎるぐらいです。国民皆保険や大学無償化など、日本の政党ではすべてが「容認」している政策です。これはアメリカだと「超左翼」になります。基本的には、日本は「大きな政府」が向いている国なのかもしれません。, そして、安全保障では「他国に一切、軍隊を出さない。他の国はすべて自力で頑張って」とアメリカで言うと、超保守になるかもしれません。アメリカでのリベラル的な考えだと、「世界平和」をアメリカがコントロールしなければならない、となるはずです。つまり、中東なのでの紛争に対して「アメリカが解決しないといけない」と「人権や平等」の観点から考えるわけです。世界レベルで考えた場合のリベラル的な「平等・人権」です。, しかし、日本では「日本国内の平等・人権」が大切なので、世界のどこかで紛争が起きていて「日本が解決できる能力を持っていたとしても」、海外に自衛隊を派遣することは「リベラル的にはダメ」なのです。このように考えると「日本は日本以外の国で何が起こっても考えなくて良い」ことになるので、安全保障では「平和憲法を盾にした超保守」と言えるかもしれません。, この辺りも「国によってリベラルと保守から変わる」ことだと言えます。対象して捉える範囲を変えることで意味合いも変わってきます。, 日本で「移民問題」というのは、あまり話題にもなりません。しかし、ヨーロッパなどは大変です。以前、NHKの番組で、アフリカからの難民のドキュメンタリーをしていたのですが、本当に大変そうでした。, アフリカから10人用ぐらいのゴムボートに100人ぐらいが乗ってヨーロッパに向かうのです。そして、途中でヨーロッパ側の保護団体に救助されて、ヨーロッパへと移動してきます。, この移動してくる難民の数が半端じゃないのです。東洋経済新報社の記事によると、ドイツだけで年間100万人の難民が入ってくるのです。, 1日あたり2,700人以上の人がドイツにやってくるのです。日本の場合、北朝鮮から日本に10人ぐらいが来ると一気にニュースになりますが、その数は比較できません。しかも、今後のアフリカ大陸は急激な人口増加が見込まれていて、その数は増えることが予想されます。, この難民・移民問題は相当、難しいですよね。人権的な観点から言えば、私もNHKのドキュメンタリーを見て「何とか無事にヨーロッパにたどり着いてほしい」と思いましたが、その数が大きすぎるのです。1日に2,700人以上もドイツだけで難民が流入するとなると、話は変わってきます。受け入れるほうのキャパシティーを超えているのです。誰しも「自分の生活水準を下げてまで受け入れたいとは思わない」と感じているはずです。, すさまじいのはナイジェリアの北側に位置するニジェールである。同国は2015年現在、日本のほぼ3.4倍の広さの国土に1990万人が住んでいるに過ぎない。だが、先述した年率4.0%の速度で人口が増え続けた結果、85年後の2100年には2億933万人に達するとみられている。引用:「人口爆発」の時代に突入するアフリカHUFFPOST, アフリカの人口増加率が半端じゃないのです。まず、アフリカの中でも経済大国として知られるナイジェリアが増加し、次々と周辺の国にも広がっていきます。上記の引用記事にもあるように、本当にかなり増加することになるので、「ヨーロッパはどうするんだろう?」と思います。ヨーロッパだけでは抱えきれず「日本もよろしく」となるかもしれません。今から50年後ぐらいが一番、ヨーロッパから全世界へ普及する移民問題がヤバくなりそうです。, それに「マッキンゼー・グローバル・インスティテュート」が算出した1980年から2013年の世界の中でのアフリカの企業の売上が占める割合が2%から1%に低下しているのです。つまり、人口は増えているのに、世界的な経済発展の割合から取り残されている状態です。, 日本として、直接、難民・移民を受け入れることが難しいとするなら、アフリカの経済発展に貢献して、「アフリカからの難民を出さないようにする」ことで、間接的に難民・移民問題に貢献するのがいいかもしれません。, この移民問題は、日本の場合、リベラルな人でも「けっこう受け入れは渋るんじゃないか?」と予想します。移民問題での保守・リベラルという観点からは、日本は世界から見たら超保守的に分類されるのではないでしょうか。, 管理人:ぼう 出る杭を打つほうになりたいと思っている。 お問い合わせはこちら(☆を@に変更) edgenews11☆gmail.com. リベラル(英: liberal)は、「自由な」「自由主義の」「自由主義者」などを意味する英語[1][2]で、政治思想の分野では主に以下の2つの意味で使用されている。, 「リベラル」とは、リベラリズム(自由主義)やリベラリスト(自由主義者)を指す用語である。, 上記の二潮流は、英語では同じ単語(リベラル)だが、ヨーロッパでは1の潮流、アメリカ合衆国では2の潮流を通常示す[5]。日本では1の潮流を「自由主義」、2の潮流を「リベラリズム」と書き分けてきたが、「リベラル」は1990年代から日本の政治で多用され、従来の「保守 対 革新」に代わり「保守 対 リベラル」が政治対立の構図を表現する言葉となった[5]。, 「リベラル」という言葉・シンボルの曖昧さや混乱は、「保守」など他の政治用語と同様に、言葉の理解や定義をめぐる政治的な論争や対立の結果であり、「本当のリベラル」を確定する試みはそれ自体が政治性を帯びて問題の解決にならない[5]。また、リベラルは特定の思想や政治勢力を意味するだけでなく、リベラルが重視する個人の自由や多様性は自由民主主義社会全体の原則でもある[5]。, リベラリズム(自由主義)は、中世的な教会や諸領主による権威や宿命論に対して、「人間には自由に判断し決定する事が可能であり、自己決定権を持つ」という政治哲学であり、18世紀ヨーロッパで啓蒙主義として広まった。当初の主題は宗教改革での信教の自由であり、三十年戦争後のヴェストファーレン条約により近代的な主権国家が誕生して、国家単位での信教の自由が確立した。このため異なる宗教を持つ間で寛容や多様性の概念が重要となった(政治的リベラリズム、多元主義)。またプロテスタント内部よりリベラリズム(自由主義神学)が発生した。, またイギリスの清教徒革命・名誉革命、アメリカ独立革命、フランス革命などのブルジョワ革命(市民革命)によってブルジョワジーが実権を握り、アダム・スミスに代表される個人主義的な私有財産権に基づいたレッセフェールによる経済的リベラリズム(古典的リベラリズム、自由主義経済、資本主義)が進展すると、伝統的な共同体の解体、都市への人口集中、プロレタリアートとの貧富拡大や劣悪な労働条件、世界恐慌の発生など社会不安が増大し、各種の社会主義の台頭(改良主義的な社会民主主義、私有財産権の制限・廃止と暴力革命を主張する共産主義などの集産主義)、あるいは植民地獲得競争やブロック経済などが進展した(帝国主義、ファシズム、統制経済)。ジョン・メイナード・ケインズらは、リベラリズムの立場から有効需要理論を唱え、政府による金融政策や、公共事業などの財政政策により非自発的失業を最小にできると主張した。またヨーロッパ諸国では福祉国家論などが進められた(修正資本主義、混合経済)。これらの社会的公正を重視したリベラリズムは、ニュー・リベラリズム(新自由主義)やソーシャル・リベラリズム(社会自由主義)と呼ばれるようになった。(後述のように、アメリカ合衆国では単に「リベラリズム」との呼称が普及した影響で、従来の古典的リベラリストの一部はリバタリアニズムを名乗るようになった。)その後、フリードリヒ・ハイエクなど、古典的リベラリズムの復権を主張してケインズ主義などを社会主義的と批判する立場は、ネオ・リベラリズム(新自由主義)とも呼ばれるようになった。, 1930年代以降のアメリカ合衆国では、特に社会的公正や多様性を重視するリベラリズム(自由主義)の支持者が「リベラリズム」を名乗り、対立する古典的リベラリズムの一部は「リバタリアン」[7]などを名乗るようになった。この用法はアメリカ合衆国の以下の歴史的経緯などの特殊性による用法である。, アメリカ政治において、「リベラル」や「保守(コンサーバティブ)」との用語は、重い歴史を抱えており、複雑である[8]。, 1929年からの大恐慌の頃から、ニューディール政策など政府主導の自由主義立て直しが図られ、それを実施した民主党の人々が自分達こそ自由主義を守る自由主義者(リベラル)と自称し、「リベラル」の意味が変わった[8] [9]。この考えでは、増税などで個人の自由や財産を犠牲にしても、貧困対策や医療保険制度などの拡充により、遠回りだが個人の自由を拡大するため自由主義(リベラル)と主張した。1950年代頃は「保守(派)」は軽蔑的な用語となった。「リベラル」を大きな政府で社会主義的と批判する立場は、ヨーロッパ的な王党派などの保守とも区別するため、リバタリアン(自由至上主義者、完全自由主義者[10])や古典的自由主義者と呼ばれるようになった[8]。, 1955年 ルイス・ハーツが著作『アメリカ自由主義の伝統』(リベラル・トラディション・イン・アメリカ)を出版して「アメリカには自由主義(リベラリズム)の伝統しかない」と記した際に、この本の題名の「リベラル」は建国以来の自由主義を意味したが、当時の「リベラル」派は自分たちが正統派であると証明してくれたと誤解し、保守派はハーツが自分達を応援しなかったと誤解して失望した、との現象が発生した[8]。1950年代から1960年代にかけて「リベラル」は公民権運動など多様性を重視した運動を推進した。, ヨーロッパからアメリカ合衆国に移住したフリードリヒ・ハイエクは、エッセー「私はなぜ保守主義者ではないか」を記し、この用語の混乱はアメリカ合衆国とヨーロッパの政治伝統の違いにも起因しており、自分は保守主義者と呼ばれるがリベラル(自由主義者)であると主張した。ハイエクによると、自由主義(リベラル)と保守主義と社会主義はそれぞれ異なり、三角形の角のようなものである[8]。, 1980年以降、ジョン・F・ケネディ、リンドン・ジョンソン政権時代のベトナム戦争での失策や、ジミー・カーター政権時代の内政・外交での失敗の後に、ロナルド・レーガン政権の頃から「保守」の意味が変化した。レーガンは、「ルーズベルト連合」と呼ばれた労働者・農民・黒人などの少数者連合を切り離し、保守連合を形成した。規制緩和や小さな政府をスローガンに経済を立て直し、共産圏に対する強硬姿勢が功を奏し冷戦終結に向かった。これらを背景に「保守」のイメージは向上し、「リベラル(進歩派)」は軽蔑語のようになっていった[8]。, しかし2003年以降のジョージ・W・ブッシュ政権のイラク戦争での失敗により、「保守」と「リベラル」のイメージが再び変化する可能性もある[8]。, アメリカ合衆国の「リベラル」に大きな影響を与え、民主党の政策を支えていた思想家にはジョン・ロールズがいる[8]。, 1958年、ロールズは論文『公正としての正義』を発表して「公正(フェアネス)」を基礎とする「正義(ジャスティス)」という概念を提示し始め、1971年の『正義論』を通じて発展していく「正義」の概念の二つの原理の原型を示した[8]。, 1971年の『正義論』では、二番目の原理は「すべての人の利益」から「最も不遇な人々に最低限の利益」と定義が発展し、哲学書としては異例の20万部のベストセラーとなった。ロールズは、自由と平等という相容れない価値をなんとか結び付け、自由を重視するアメリカ社会が失いがちな公正さを担保しようとした[8]。, 1960年代末から1970年代は、アメリカ・リベラリズムの頂点であり、没落の始まりであった。リベラル政治はケネディ政権で本格的に動き出し、ジョンソン、ニクソン政権で仕上げられた。1964年、ジョンソンは南北戦争後も南部に残る黒人差別を撤廃させる公民権法を政治手腕で成立させ、再選後に更に貧困との戦い、福祉拡大、環境保護など「偉大なる社会」の建設に突き進んだが、ベトナム戦争の泥沼に足を取られ、三選出馬を断念した。ジョンソン政権を引き継いだニクソンは共和党ながら、環境保護庁の設置、大気浄化法の強化、職業安全衛生法(英語版)、包括雇用・職業訓練法(英語版)や、南部の人種別学校の統合の進展、黒人の雇用促進のための積極的差別是正処置(アファーマティブ・アクション)、連邦政府事業を請け負う企業への黒人雇用義務付け、女性雇用差別解消、貧困家庭の養育費補助や学校給食などの福祉制度の大幅整備拡大など、リベラルな政策を進めた[8]。, 1960年以降、自由と平等が進化したアメリカに現れたのは、それぞれに正統を主張してやまないグループであった。ロールズの問題意識は、争いの無い安定した「共存」へと収斂していった。1993年、ロールズは第二の主著とされる『政治的リベラリズム』で「相容れることのできない宗教、思想、倫理上の教義で深刻に分断されている自由で平等な市民の間で、安定した公正な社会を築き上げることは可能か」と問いかけ、その多元社会の安定には「重なり合う合意(オーバーラッピング・コンセンサス)」という考え方を使用し、最低限の共通基盤を維持することで、安定した状態で共存できるとし、その共通基盤の核として「公正としての正義」を置いた[8]。, ロールズの主張は、アメリカ社会の新たな形の分裂に対してリベラル側から回答を試みたもので、その回答は「アメリカの理念に立ち返っていく」ということであり、ある意味では保守的であった[8]。. 安全保障では憲法改正 2. 「リベラル」とは英語の「liberal」をカタカナ表記したもので、制限や制約のないことを指すラテン語の「liber」が語源です。自由主義者という意味があり、古くからの風習や伝統にしばられることを良しとしない傾向を持っています。 日本の「リベラル派」は憲法改正に反対していますが、戦後平和主義 … 日本での保守とリベラルは欧米とは違うことを理解するおそらく、2018年は「保守」と「リベラル」について、多く議論がされる年になると感じています。それは、憲法問題や北朝鮮問題などで「議論番組」が多くなったり、コメンテーターなどの発言で炎上した 保守主義とは、伝統的な慣習や歴史、文化を重視する思想で、理性の力を重視する「進歩主義」に対抗する思想です。保守主義は一貫した思想というより、時代や国家によって異なる思想ですので、歴史や事例から詳しく説明します。... 「現状には問題がある。現実はこうであるべき。だからもっと理想に向かって現実を変えていこう。」, 「理想なんて絵にかいた餅にすぎない。伝統的なものには、歴史の中で取捨選択されてきたため価値があるのだ。だから理想より伝統を重視すべきなのだ。」. リベラルで知られる政治学者が書き下ろす警世の書。 いつまでも「オトナ」になれない日本の野党勢力を痛烈に批判する。 〈本書のもくじ〉 プロローグ オトナになれない私たち 第一章 なぜリベラルは「友だち」が増やせないのか 政治的には伝統重視 3.

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